屋形船とは、船に乗り景色を眺めながらその中で食事や飲み物を楽しむものです。春には川岸に咲く桜を眺めながら花見を行うこともできます。船にはいろいろな種類があります。小さなものから大きなものまであります。船の中には、厨房やトイレもあり、各々の席に鉄板があるものもあります。寒い季節にはこたつが備え付けられているものもあります。料理の内容は、もんじゃ焼きやお好み焼き、てんぷらなどが多いです。東京湾での一般的なコースは、下町から出発し、お台場付近でしばらく停留するという内容です。屋形船に乗って楽しむのも大変良いのですが、外から見る、つまり川岸から屋形船を見るもの大変面白いです。船自体がライトアップされており、水面に浮かぶそれは大変きれいで趣があります。古き良き日本を絵にあらわしたような情景になります。
気軽に利用できる屋形船
花火大会の時期や、桜の時期など、1年を通して屋形船は楽しめますよね。ちょっと敷居が高い、予算的にどうだろうと思われる方もいらっしゃると思いますが、今は色々なプランが用意されているので、調べてみてはいかがでしょうか。人数が集まった場合は、貸し切りもできるので、他の人に気兼ねすることなく利用できると思います。遊覧に関しても、周る場所を好みのもので選べるので、みんなの行きたい場所を遊覧することができ、楽しめると思います。誕生日パーティーや、お花見など、ちょっとしたイベントを、いつもと違った形で行うのも、新鮮でよいのではないでしょうか。また、人数が集まらないという場合は、乗り合いで行うことができます。こちらはリーズナブルにできますし、各テーブルごとにセッティングしてもらえますので、他の人がいても、あまり気にならないと思います。日本らしい屋形船を、のんびりと楽しんでみてはいかがでしょうか。
屋形船で料理と花火を楽しむ
私の会社では毎年、花火シーズンになると、屋形船で飲み会を開きます。豪華な料理を食べながら、社員全員で花火を見物します。様々な料理を毎年用意してもらっています。その中でも、天ぷらが最高に美味しいです。揚げたての天ぷら、穴子やエビの天ぷらに舌鼓を打ちます。天ぷらは音でも楽しませてくれます。噛むたびに軽快にサクサクと音がなり心地がよいです。また、その中から溢れでる、素材の旨みは何とも言えません。舟盛りの刺身も別格です。私は、魚が苦手で普段はあまり食べないのですが、新鮮な魚は違いますね。旬の魚が口の中で踊ります。お酒も進みます。ほろ酔いになった頃に、花火が打ち上がります。屋形船から見る花火は二つ楽しみがあります。普通に空を見ながら花火を楽しむ方法と、水面に映った花火を楽しむ方法です。私は、水面に映った花火を眺めるのが好きで、それを見ると、また一年頑張ろうと思えます。日本人は本当に素晴らしい物を作ったと思います。